2010.01.06. 水 11:30
RAW現像ソフトウェア「RawTherapee」がオープンソース化
1月4日、最新版「RawTherapee3.0」アルファ1が発表されました。
開発元のRTTeamは最新版からGPLv3の下、オープンソースプロジェクトとして開発を続けるそうです。
Download RT v3.0 alpha 1
きょうはちょっと忙しくてまだダウンロードもしてません~。
ま、アルファ版だし、これからどんどんマイナーバージョンアップするだろうから、それからでもいいかもね。・・ってそれは本心じゃない。早く体験してみたい~!
NEWS記事をザっとみた感じでは「倍率色収差の自動補正」、「パープルフリンジ」、「パースペクティブ」の補正ができるようになるみたいですね。すごい!
もし、RTTeam の動きを誰よりも早く知りたいなら、googleにプロジェクトチームのホームページがあります。
追記:2010.02.02
RawTherapee v3.0 alpha 1 を使ってみました。DOS 窓に「hi-color のアイコンがないよ」というような警告表示が出ますが無視してよさそうです。
最初は ファイルブラウザで何回かハングアップして強制終了になることがありました。
で、試しに RAW ファイルだけのフォルダを新たに作ってそのフォルダを指定すると OK でした。
その後、何度か起動を繰り返したら、どのフォルダでもハングしなくなりました・・不思議。理由は全く不明。
ただ、JPEG と TIFFのサムネイル表示がおかしいので、アルファ版の場合は環境設定(Preferences)で JPEG と TIF と TIFF を読み込み対象外に指定しておくほうがよさそうですね。読み込みは正常なんですけど・・・。
で、期待した新機能についてはバッチ処理の設定画面が新たに増えているくらいで、その他はまだ実装されていないようです。
次のバージョンに期待しましょう!
追記の追記:2010.02.03
編集ボックス/露出/ハイライト圧縮の最大数値が150に変更されてました。ver.2.4.1 の場合は130まででしたので、これはハイライト回復が強力になったということですね。うれしいです!
XP RawTherapee をプログラム優先度を上げてキモチ快適に(自己責任で)
ショートカットでプログラム優先度を上げるために、下記をショートカットに書き込む。
C:\WINDOWS\system32\cmd /c start “” /ABOVENORMAL ”ここにRawTherapeeのフルパスと実行名を書く”
ABOVENORMAL 以上にしてもあまり意味がない
例) C:\WINDOWS\system32\cmd /c start “” /ABOVENORMAL “F:\Program Files\Raw TherapeeB\rt.exe”
環境設定で他の編集ソフトを指定する際には「””」ダブルクォーテーションを取る。
例) NX2 を指定する場合:
“C:\Program Files\Nikon\Capture NX 2\Capture NX 2.exe” ←NG
C:\Program Files\Nikon\Capture NX 2\Capture NX 2.exe ←OK
つまり、ファイル名の空白スペースを気にしなくていいということです。そのまま書けばOK。
※RawTerapee の後に NX2、そして Photoshop と3つのソフトを”ハシゴ”させて使うことはよくあります。3.5GBのメモリではアップアップだけど、現像は補正だけでなく、加工も必要な場合があります。
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