DCRAW を使ってみる –6– DCRAW For Delphi で遊ぶ

2010.01.29. 金 02:15

DCRAW For Delphi Last Updated 01/03/2010 |http://smatters.com/dcraw/

dcrawMS と RawTherapee でデモザイクした画像を比べてみると、モアレの処理が違うのがわかります。やはり最新バージョンのデモザイクエンジンのほうが全然きれいです。
ということで、本来なら自分でコンパイラしたいところですが、
追記:2010.01.31
いや~、dcraw で遊んでいる期間、PCをリセットすることがなかったんですね。本日、電源を切った後で再び dcraw で遊んでいたら、出力画像の質の違いがないことに気がつきました。・・もしかすると動作がおかしい dcraw を走らせたせいだったのかも。あるいはパラメータの範囲を超えた指定をしたり、ここで紹介していない他のフリーソフトをいろいろ試していたせいかもしれません。いやいや、こういう情報も貴重です!|追記ここまで

またまたコンパイラ済みの dcraw を探してみました。
実行形式の dcraw ではなく、dll を使用するタイプの Delphi でコンパイラしたGUIの DelphiDCRAW(Project2.exe)という現像ソフトを見つけました。
これは最新バージョンで画質がいいです。ただ、 8bit のbmp ファイルしか出力できないようなので再編集するつもりなら使えないでしょう。16bit に対応しているようなことが書かれているんですが、私の読解力が不足しているせいかも。
8bit でもよければ、明るさを判断する独自のしくみもあって普通に現像に使ってもよさ気な感じの画像が出力されます。

上記ページの上部にある「DOWNLOAD LATEST DCRAW ZIP FILE NOW.」をクリックすると同ページ内の

 Download Sample Delphi Project files.
 Download Sample Raw Photo
 Download Latest MSDCRAW.DLL file (dated 01/03/2010).
 
 Download Sample Delphi Project files.

にジャンプするので、一番上の「Download Sample Delphi Project files. 」だけを落せばOKです。

zip 解凍して出来たフォルダをそっくり Program Files や適当な場所に移動させるだけでOKです。インストールする必要はありません。
※Project2.exe がプログラム本体ですので、そのままクリックして起動するか、ショートカットを作ってスタートメニューから使うかはテキトーに。
普通に現像するなら説明が不要なくらい・・・たぶん・・・使い方は簡単です。



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