DCRAW を使ってみる –8– gcc でコンパイル dcraw 8.99

2010.02.12. 金 19:37

dcraw の最新バージョン 8.99が使ってみたくて、とうとう自分でコンパイルしてみることに。

Cygwin (※) の gcc で コンパイルしてみました。
コンパイラオプションは、gcc -o dcraw -O4 dcraw.c -lm -DNO_JPEG -DNO_LCMS と、Decoding raw digital photos in Linux|http://www.cybercom.net/~dcoffin/dcraw/ に記載されているオプションの通りにやってみました。

開発環境については全く詳しくないのでよくわかりませんが、今回コンパイルされた実行ファイルは単体では動作しません。
exeファイルの他に、いくつかの dll ファイルが必要になります。
もし、最新版の dcraw を使ってみたい人がいたらそれらをまとめて zip ファイルにしたので、ダウンロードして使ってみてください。
cygwin1.zip (1,393,315byte)

解凍するとフォルダができますので、以前指定したパスは削除してこのフォルダにパスを通してください。

■cygwin1.zip の中身

cyggcc_s-1.dll 46,094
cygjpeg-7.dll 197,120
cyglcms-1.dll 176,654
cygwin1.dll 2,477,372
dcraw.exe 307,000
msdcraw.dll 282,624

※Cygwin とか gcc については wiki に詳しく載ってます。
Cygwin
gcc/GNUコンパイラコレクション

ちなみに、Cygwin のコマンドプロンプトで help と打つとコマンドリストが表示されますが、それによるとバージョンは、
GNU bash, version 3.2.49(23)-release (i686-pc-cygwin)
のようです。gcc は 4.4.3 を使ってます。



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