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M645レンズ SEKOR C 210mm F4 で撮影した写真の質感表現をみてみよう。

同じ条件でレンズ違いの比較画像を用意しないでこういったことを書くのはどうかと思うが、まぁ研究熱心(?)な写真マニアなら一目でわかることだけね。
・猫のヒゲと体毛の質感。
リンカク(線)で表現していない自然な描写。触れてみたらどれほど柔らかいか・・。そして頭をなでた時に自分の手に感じる皮膚のプルンとした厚み、そして頭がい骨のコリコリも。
実際に触っているわけではないのに、見ているだけでこの猫の体温まで感じられる・・・と言うより、感じ取りたくなるといったほうがいいのかな。背景の雑草に含まれる水分の量も感じ取ることができるような気にさせる点も見逃せない。

今の時代の設計の新しいレンズと比べると性能的にはいくらでも悪く言えるけど、まあ古い設計のレンズの各収差を解決しきれていない・・・と言うかわざと残しているのかなあ。当時のレンズ設計者が質感表現を最重要視したとは思わないけど(笑)、もしそうだとしたら?
う~ん、やっぱりレンズっておもしろい!

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D600 + M645 SEKOR C 210mm F4
ISO800 1/320 f5.6 -0.3EV
(with Fotodiox Pro Lens Mount Adapter, Mamiya 645 Lens to Nikon Camera)
NX2
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※exif データにレンズ情報がないのは、撮影情報を編集整理する前に現像処理してしまったため。

※撮像素子の光を捉える能力とそれを変換するカメラの心臓部の能力による諧調表現という部分に触れないのはおかしいね~♪
なんかさ、ニコンを誉めたくないんだよね。

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