RAW現像ソフト「Raw Therapee」 いいかも!

☆以下gooブログ(kinzo’s notebook II)に掲載していた自分の記事から転載

RAW現像ソフト「Raw Therapee」 いいかも!

ここのところ、LinuxでフリーやシェアウエアのRAW現像ソフトで遊んでいるのですが、
windowsでもなかなかよいRAW現像ソフトを見つけたのでその報告です(知らないのはあたしだけ?)。

RAW現像ソフト「Raw Therapee」(ロウセラピーとでも呼ぶのでしょうか・・)
Therapee は THe Experimental RAw Photo Editor の略
Experimental の和訳は「実験的」

ここ2.3日使ってみているのですが、
リサイズする機能がないのでTIFなどに一度セーブして他のソフトで縮小する必要がありますが、 ※←バージョン2.3でリサイズできるようになりました。
基本的な処理は市販ソフトと同等かそれ以上で、とても高機能です。
(ハイライトの諧調回復はなかなか使いやすい)
http://www.rawtherapee.com/

まずは、以下のページでrawtherapeeで処理した画像と他のRAW現像ソフトの違いを見て、興味があれば使ってみるといいかも。
※サイトリニューアルで比較ページは削除されたようです。
※追記:比較ページは以下
http://www.rawtherapee.com/RAW_Compare/

代表的なRAW現像ソフトとrawtherapeeのデモザイク処理を比較できる。
また、rawtherapeeのデフォルトであるHPHDとデフォルト以外のEAHDやVNG-4cの処理の比較もできるようになっている。
HPHD: 並列処理可能なプロセッサ用の高速処理アルゴリズム(デフォルト)
EAHD: 高精度アルゴリズム(HPHDのおよそ倍の時間がかかる)
VNG-4c:Olympus のユーザーを対象とした特殊ノイズ処理アルゴリズム
画像の上にマウスアイコンを乗せたり外したりして2枚の画を比較できるようになっているので差が解りやすい。

市販ソフトより優秀な画像補間処理をしている部分もあって驚きです。
シェアウエアなので使って気に入ったら寄付をすればいいので気軽に試してみてはどうでしょう。

いんてるまっくにlinuxまで入れている人は現像ソフトは使い放題だね!
・・ま、それだけまだまだRAW現像処理には改良の余地があるということですね。

追記:
rawtherapeeはフリーというだけで人気があるわけではない。
イメージ処理の初期値のひとつ「Natural」は、調整のベースとしてプロアマ問わず、高く評価されている。

追記2:(2009.02.05)
RawTherapee のバージョンが2.4になった。
昨年末の2.4ベータバージョンが早くも正式版になったが、まだ多少バグが残っているそうである。
RawTherapee V2.4 Download

追記3:(2009.04.14)
RawTherapee ver.2.4 がマイナーバージョンアップしていた。
RawTherapee V2.4 release candidate 2 released 【Download】

追記4:(2009.10.11)
RawTherapee のバージョンが2.4.1に(2009.09.03)。
2.4のバグフィックス、それとdcrawと関連ライブラリのアップデートとなっているようだ(8.97/1.428)。
日本語のユーザーマニュアル(PDF)

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