水槽冷却装置の種類|メモ②

夏の水槽の水温調整に関するメモ②

市販の水槽の冷却装置には冷却の方法により、「ペルチェ式」と「チラー式」の2種類がある。素子自体が消耗品で安価で装置を製作できるのがペルチェ式。そしてパイプ内の冷媒を循環させてラジエータで冷やす方法がチラー式である。チラー式は空冷式、水冷式があり装置は大型になる。
我が家の水槽の場合、問題は方式ではなく、市販品はどちらの方式でも「水槽内の水を水槽の外の冷却部で冷やす」ことになっていて、水槽内の水をパイプで循環させる装置がさらに必要になることである。そもそも両方とも外付け浄水器の循環水中モーターを併用することを前提として設計されているのだ。

残念ながら我が家の水槽には簡易浄水器の水中モーターがあり、もうこれ以上水中ポンプを入れる余裕はない。

なんとか別の方法はないか・・・。考えろ! 考えろ! なあんて書くといかにも自分で思いついたようなことになっちゃうね(笑)。実はパイプなどで水を循環させてなくても外部の装置で冷やす方法があるのだ。

そのうちのひとつ、水槽のガラスの外側にほぼ同じ大きさの熱伝導率の良いアルミなどの板を密着させる方法である。ペルチェ素子をそのパネルにつけて「面」で水槽の熱を奪う方法である。ガラスは水とほとんど変わらない熱伝導率であるが、面の効果はあなどれないらしい。この方法を「パネル冷却式」としましょう。

さて、もうひとつ。同じくペルチェ素子を使う方法でありまするが、ペルチェ素子の冷却面からヒートパイプのような熱伝導率の高いものを「直接水槽内に入れてしまう」方法である。この方法を「ヒートシンク水没方式」としておきましょう。

さて、まずは DIY で いけそうな部品を探してみました。-つづく-

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