電子接点も”ai連動”もできないマウントアダプタ 使用時の Exif 情報の処理について<その1>

2014.07.10. Thu 15:30

Last modified: 2015.02.02.
半年ほど経過したが、使い方にすっかり慣れてしまったせいか、特に問題となる点や不満はなくなってしまった。決して快適とは言えないはずなのに。
将来、同じ焦点距離で開放F値も同じレンズが増えた場合、解決策はなさそうなので、たぶん、その時はただただ泣いているでしょう・・・。

modified: 2014.10.01.
“M645 A 80mm/F2.8 N/L” 追記

| 前書き
D600 にレンズマウントの違う他社製のレンズを装着して遊ぶようになったばかりである。
写りや撮影時の操作に関しては何の問題もないが、撮影情報(Exif データ)の一部が欠落してしまう点が非常にザンネンに思う。
なんとかならないものか・・・。

というわけで、まだいろいろ試行錯誤中であるが、以下のような方法でとりあえず対処することにした。

| Exif データを編集加工できるツール
フリーツールで RAW データに含まれる Exif データを直接編集加工できる、
ExifTool(-k).exe」by Phil Harvey
がなかなか良さそうなのでこれを使うことにした。
このツールはコマンドラインで操作するもので、Exif 規格で定められたタグ名を指定してその内容の変更ができるようになっている。
※そればかりか、他にもさまざまな使い方ができる大変優れたツールである。
当然だが、自分の用途にあったバッチファイルを作れば、簡単スピーディに目的の処理が一括してできるようになる。

ただ、NIKON の D600 というカメラを使用する上で、いろいろな制限があり、以下の点を考慮する必要がある。

| 撮影時にカメラが生成しない、あるいは間違った値を書き込んでしまう Exif データ
まず、撮影時に生成される Exif データは、【電子接点も”ai連動”もできないマウントアダプタ】を使用する場合、
以下の情報がなく、入力もできない。
・レンズの名称
・レンズの焦点距離(*1)
・撮影時の絞り(*2)
以上の3項目の他にもあるが重要なのはこの3つ。
撮影時のシャッター速度、ISO感度などは Exif データに保存されるので問題ないのだが、
*1 : D600 は電子接点がないレンズの使用時に「レンズ情報」を選択入力できるようになっている。しかし、開放F値はほぼ選択入力できるが、nikon 製品以外のレンズの焦点距離をすべて選択できるようにはなってない。カスタム入力もできない。
*2 : 同じく、撮影時の絞り値が開放F値のまま記録されてしまう。当然である。
撮影時に絞りを変えるたびに「レンズ情報」を”単なる情報として”開放F値の変更をしてもよいとは思うが、そうすると、M645 レンズの場合、開放絞り値を変えると、露光量が変化してしまう。理由はいくつか考えられるが、この方法は使えないということだけはわかった。使いたくないと言ったほうが正しい。
それと、カメラボディの「ai連動レバー」を指などで動かすのもダメ。これが使用可能なのは開放測光ができるレンズのみ。つまり絞り込み測光しかできないレンズには使えない。
「ai連動レバー」を指などで動かして最初の1枚にメモとして残したり、同様に絞り値を書いた単語カードなどを写しておくというやり方もあるが、これは却下。後で手間がかかりすぎる。

| 具体的な撮影時の方法について
とりあえず、なんらかの方法で撮影時の絞り値をわかるようにしなければいけないため、以下のように絞りごとにフォルダを分けることにした。
D600 で使用できるフォルダの名称は、”nnnND600″。nnn = 100~999 までの3ケタ数字。これにND600という固定文字列を付加した8文字の文字列のみである。
この3ケタを使って、絞り値と、できればレンズも区別するようにしたいため、以下のようなフォルダ名称とした。 ←決して笑ってはイケナイ!

尚、f11 以上は普段使わないため、

“M645 Sekor C 45mm/F2.8 S”
f2.8 の場合のフォルダ名は “452ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “454ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “455ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “458ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “459ND600″

“M645 Sekor C 55mm/F2.8 N”
f2.8 の場合のフォルダ名は “552ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “554ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “555ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “558ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “559ND600″

“M645 A 80mm/F2.8 N/L”
f2.8 の場合のフォルダ名は “802ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “804ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “805ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “808ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “809ND600″

“M645 Sekor C 150mm/F3.5 N”
f3.5 の場合のフォルダ名は “153ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “154ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “155ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “158ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “159ND600″

“M645 Sekor C 210mm/F4″
f4 の場合のフォルダ名は “214ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “215ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “218ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “219ND600″

“Hasselblad Distagon 50mm/F4 C”
f4 の場合のフォルダ名は “504ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “505ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “508ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “509ND600″

“M645 Sekor C 45mm/F2.8 S + KENKO 2x m45 teleplus mc6″
f2.8 の場合のフォルダ名は “462ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “464ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “465ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “468ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “469ND600″

“M645 Sekor C 55mm/F2.8 N + KENKO 2x m45 teleplus mc6″
f2.8 の場合のフォルダ名は “562ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “564ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “565ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “568ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “569ND600″

“M645 A 80mm/F2.8 N/L + KENKO 2x m45 teleplus mc6″
f2.8 の場合のフォルダ名は “812ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “814ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “815ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “818ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “819ND600″

“M645 Sekor C 150mm/F3.5 N + KENKO 2x m45 teleplus mc6″
f3.5 の場合のフォルダ名は “163ND600″
f4 の場合のフォルダ名は “164ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “165ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “168ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “169ND600″

“M645 Sekor C 210mm/F4 + KENKO 2x m45 teleplus mc6″
f4 の場合のフォルダ名は “224ND600″
f5.6 の場合のフォルダ名は “225ND600″
f8 の場合のフォルダ名は “228ND600″
f11 の場合のフォルダ名は “229ND600″

とした(2倍テレコンはほぼ使わないと思うけど)。
以上のフォルダ名を撮影時にカメラで入力するのはタイヘンなので、予め SD カードに PC でフォルダをすべて作成しておくことにした。こうしておけば撮影時はカメラで保存フォルダを選択するだけになる。
まぁ、面倒なことには違いないが・・・・・・・・・・・・。他によい方法があれば教えてちょーだい!!!
この方法なら、Exif データの一部の値の変換がフォルダ毎に一括して行える。



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