s n a p


■D200 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)

万世橋の上から神田川上流方向のスナップ。

JR総武線と中央線が立体交差している。
黄色とオレンジの車両、そして聖橋の手前に丸の内線の車両が同時に見えれば最高なんだけどね。
せっかく釣り船のような小さなボートが見えているのに・・。
いつか合成してみたい(笑)。

ところで、お茶の水を流れる神田川。
子どもの頃からその姿はほとんど変わっていない。
不思議に思ったことなど一度もないのだが、数日前に見たTV番組「ブラタモリ」でここが人工的に掘られた川だということを初めて知った。

知らないのは自分だけ!? ガーーーン

ここの地形を見ると、上野、湯島から本郷台地が淡路町のあたりまで張り出している。
そのことは昔から馴染みのある場所だからよく知っている。
だけど、お茶の水の渓谷は自然に出来た地形だと思っていた。
まさか元々渓谷になっていたわけではないなんてことは思いもしなかった。

神田川はその昔にはこの台地を避けて・・と言うより自然の法則であたりまえのように神田駅のあたりを流れて東京湾に流れていたそうな。
それを江戸幕府が開かれるときに、江戸城周辺に武家屋敷を配置する関係で、その場所で川が氾濫するようなことがあってはならないと神田川の流れを迂回させるためにわざわざ本郷台地を削ったということである。
わお~! だよね。
かなり大きな治水工事をやったんだねぇ・・。すごい。

このことを知ってからお茶の水に行ってみたら、少しは違う見方もできるかもしれないね。

掘った土はどうしたんだろう・・。元の川を埋めた余りは東京湾の埋め立てに使ったとか・・?

モバイルバージョンを終了